あなたのAndroidスマートフォン、どんなアプリをお使いですか?アバストは、バッテリー消費量、ストレージの無駄遣い、通信データの大きさといった観点から「要注意」アプリを見つけ出しました。
弊社の 2017 年第 1 四半期レポートではパフォーマンスを最も多く浪費するアプリと最新のアプリとスマートフォンの動向を取り上げています。
スマートフォンのバッテリーが日中に切れてしまって困ったことはありませんか? Androidベースのハードウェアを責めないでください。パフォーマンスを浪費するアプリに目を向けましょう。
先日、アバストが世界規模でおこなった研究では、ランダムに抽出された300万人以上の Android スマートフォンユーザーから匿名データを収集し、どのアプリがスマートフォンに悪影響をおよぼしているのかを明らかにしました。その多くはユーザーがお気に入りのアプリとして自分でインストールしたものでしたが、そのほかにもスマートフォンにあらかじめインストールされている (そしてユーザーは恐らく使用していない) ものがあることがわかりました。これらのアプリがバックグラウンドでバッテリーを使いきってしまわないように、アバストが提供しているアバスト クリーンアップ For Android を使用してスマートフォンをクリーンアップすることを検討してみてはいかがでしょうか。
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以下の 10 種類のアプリを使用している方は要注意
下のリストは、パフォーマンスの 3 つの面に総合的な影響を及ぼすアプリです。これらのアプリはバッテリー寿命、モバイルデータ、ストレージをほとんど空にしてしまいます。リストの上位に並んでいるのは Samsung WatchON、SHAREit や Video Editor などのアプリですが、これは驚くにはあたりません。しかし、Google Docs のようなアプリが 2 位になったことに驚くユーザーは少なくないかもしれません。Microsoft Word などの代替アプリを使ってみる必要がありそうです。
スマートフォンのバッテリーを空にするバックグラウンド アプリ上位 10 種
次に、バックグラウンドで実行されているアプリでリソースを多く消費するものを見てみましょう。このカテゴリーに挙げられているのは、サムスンの AllShare、ChatON、Push Service のほか、Google の Google+、ハングアウト、マップの各アプリです。これらのアプリを時折使用している方には、必要なければ停止するか、アンインストールすることをお勧めします。あるいは、代替となるアプリを見つけて置き換えてください。
最も多くインストールされている Android アプリ
続いて、Android スマートフォンにインストールされているアプリの重要なトレンドを把握すべく、上位 50 種のアプリについて検討したところ、Google Instant Apps を除いて、リストの内容は昨年からあまり変わっていないことが分かりました。Google Instant Apps は、アプリを完全にインストールせずに試運転を行うための Google の技術です。リストに新たに加わったもう 1 つのアプリは、世界中の複数のオンライン ストアの商品を購入できる AliExpress です。また、Microsoft Word と Microsoft Outlook の両アプリも、Google のプレインストール アプリ以外では最も多く利用されているテキスト編集アプリとメール アプリとして、トップ 50 アプリに仲間入りしました。
Samsung 製スマートフォンが依然として Android の世界を独占
匿名で抽出した数百万人に及ぶ世界中のユーザーに見られるハードウェアのトレンドとしては、特に Samsung 製品の間でより新しいスマートフォンに人気が移っていることが分かりました。Android スマートフォン上位 10 種のうち 6 種を Samsung 製品が占め、Samsung Galaxy S3 からの大きな移り変わりが見られました。Samsung S6 と S7 は引き続き市場シェアを伸ばしており、Android 分野のスマートフォンの人気順位で Samsung S7 が 5 位となりました。同時に、2016 年第 1 四半期から 2017 年第 1 四半期の間に Sony の市場シェアが約 30% 縮小しました。
レポート全文をご覧になり、Android モバイル デバイスに対して総合的に最も大きな影響を及ぼしたアプリのすべての重要なトレンドと洞察をお読みください。レポートには最も人気の高いアプリに関する情報やモバイル ゲーマー情報も含まれています。また、バッテリー寿命を延ばし、ストレージの空き領域を増やして、データ使用量を減らす方法に関する推奨事項も取り上げられています。