現代の子供たちにとって、テレビや本、映画と同様に、日常生活にインターネットは欠かせません。子供たちにとって、オンラインの世界は未知のテクノロジーの世界ではなく、当たり前の存在です。そのため、オンラインでのやり取りについて、大人ほど警戒心を持っていません。彼らは画面をタッチしているだけで、目に見えないリスクに気づかずに遊んでいます。
決して子どもたちを怖がらせようとしているわけではなく、インターネットにログインするたびに不安を感じないようにしたいと考えています。現代の子どもたちは、生涯にわたってインターネットを使用します。親である私たちは、子供たちがデジタル世界に関する確かな情報を身につけ、自分を守りながら、インターネットを活用していってほしいと考えています。
オンラインで子どもたちを守る7つのルールについて、ぜひ子どもと話し合ってみてください。
- 氏名、自宅の住所、メールアドレス、電話番号などの個人情報をインターネットに投稿することは避けましょう。
- 利用している各ウェブサイトのプライバシー設定を確認し、すべての設定を最も安全なレベルに変更します。この対策は必ず実行するように心がけてください。
- オンラインに投稿したものは、すべて永久に残ります。自分自身、家族や友人の写真や動画をアップロードしたり、コメントをする前に、将来後悔しないかしっかり考えましょう。
- 自分のパスワードは、保護者以外の誰にも教えないようにしましょう。オンライン上で誰かにパスワードを聞かれても、絶対に答えず、すぐ保護者に相談してください。
- インターネット上では、誰もが自己紹介通りの人物とは限りません。他人になりすますのは簡単です。会ったことのない人とネット上で友達になることは避け、知らない人と直接会う約束をしてはいけません。
- 他人の意見を尊重しましょう。誰にでも意見を言う権利はあります。いつでも自由に自分の考えを言葉にすることができますが、他の人に対して失礼にならないようにしましょう。炎上して、手に負えないほど拡散してしまう可能性があります。
- オンライン上で不快な気持ちになるようなものを見たり聞いたりしたときは、アプリやウェブサイトでのやり取りをやめて、すぐに信頼できる大人に相談してください。
これらのヒントについて、子どもたちと話し合うことをおすすめします。学校での出来事や日常生活について話を聞きながら、インターネットとの関わり方についても注意を促しましょう。子どもたちには、それが重大なことであると伝えると同時に、インターネットを正しく利用し、適切な選択とコミュニケーションを行うことは決して難しくないことも説明してあげてください。