前回は、Androidスマートフォンが発熱する原因をご紹介しました。今回の記事では、スマートフォンを冷やす方法と、スマートフォンが熱くなる前にするべき対策をご説明します。
熱くなり過ぎたスマホを冷やすには?
スマートフォンは、さまざまな問題が組み合わさって熱くなることもあります。
ただし、温度を下げるためにスマートフォンを冷凍庫や冷蔵庫に入れるようなことはしないでください。突然、スマートフォンを違う環境に入れると、画面が割れるたり、ハードウェア上の問題が発生したりする可能性があります。また、デバイス内に結露が生じ部品に損傷を与える可能性があります。
では、熱くなり過ぎたスマートフォンを冷やすには何をしたら良いでしょうか?
アプリを終了する
特定のアプリを起動するとスマートフォンが熱くなる場合は、そのアプリを停止、もしくは強制停止してください。
スマホケースを外す
スマホケースは断熱材となり、熱を溜め込むこともあります。しばらくケースを外した状態でスマートフォンを使用しましょう。
「バッテリーセーバー」を有効にする
スマホの消費電力量を抑える「バッテリーセーバーモード」をオンにしてみましょう。
不要な設定をオフにする
GPS、Bluetooth、Wi-Fiなどのオプションは、必要ないにもかかわらず、オンのままにしている人が多くいます。不要な設定をオフにすることで、スマートフォンが熱くなるのを防ぎ、バッテリーの寿命も延ばすことができます。また、スマートフォンを使っていないときは、できる限り「機内モード」にしておきましょう。
いらないアプリやファイルを取り除く
アバスト クリーンアップ Android 版などを利用し、使っていないアプリだけでなく、アプリ内のいらないデータも削除しましょう。
画面を暗くする
画面を暗くするか、明るさの自動調整をオンにしましょう。
アプリを定期的に更新する
アプリを更新することは「最適化」することです。アプリが最適化されると、使用するリソースが少なくなり、スマートフォンが熱くなる可能性が低くなります。
充電ケーブルを交換する
充電ケーブルの不具合で、充電ユニットが誤動作することもあります。熱がケーブルのポート周辺に集中している場合、ケーブルの交換を検討してみてはいかがでしょうか。
スマートフォンの発熱を防ぐには
まずはウイルス対策から始めましょう。アバスト無料アンチウイルスのようなセキュリティアプリは、クリプトジャッキングなどを試みることでスマホを熱くするマルウェアを阻止し、アクセスしようとしたウェブサイトが感染していた場合、ユーザーを警告します。