「AIは悪になりうるか?」から考える“拡張知能”というツールとしてのAI

Garry Kasparov 8 8 2019

人工知能(AI)を巡る議論では常に「AIは悪になりうるか?」が問われる。しかし、AIに対する先入観について不満を言うことは、鏡に映った自分の姿に不満を言うようなものだと考えることができる。

人工頭脳学やコンピュータ科学の生みの親と話すことは、筆者にとって大きな喜びである。人工知能(AI)やロボット工学は比較的歴史の浅い分野であるため、これらの分野の先駆者の多くは存命であり、各種イベントにも積極的に参加している。

彼らと議論することは、Thomas Jeffersonと民主主義について、Albert Einsteinと物理学について議論するようなもので、こうした機会を見逃す訳にはいかない…続きを読む(TechRepublic Japanのサイトに移動します)

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