「スマホ依存症」について、ほとんどの方が知っているかと思います。自覚症状がある方もいるのではないでしょうか?
スマートフォンが中毒性が高い理由として、オンラインで行う行為の多くが、脳内でドーパミン(快楽を感じさせる物質)の分泌を引き起こし、その体験をもっと欲しくなってしまうことがわかっています。
しかし、この衝動を抑える方法もあります。このブログでは、スマホから一度離れるべきときの7つのサインをご紹介します。
1. 血圧の上昇を感じたとき
ニュースを読んでいるときやSNSを見ているとき、血圧が上がり始めたと感じたら、一旦スマホから離れましょう。
このニュースや投稿を読むことは自分にとって役に立つのか、人生をより良くするのか、世界をより良くするのか、といった質問を自分に問いかけてみましょう。多くの場合、特に役立つことはしておらず、ただ脳を興奮させているだけではないでしょうか?スマートフォンを下向きにし、深呼吸をして、しばらく違うことに取り組んでみましょう。
2. スマートフォンを開いてから、気がついたら2時間経っていたとき
SNSの「無限スクロール」は文字通り、人々がSNSを何時間も使ってしまうよう設計されています。誰もが「気が付いたら数時間SNSを見てしまった」という経験があるかと思います。無限スクロールを抜け出すには、趣味に没頭したり、ストレス解消法を考えたり、あるいは本を読んだりしてみることをおすすめします。スクロールするよりも確実に気分が良くなります。
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3. 誰かの気持ちを傷つけるようなコメントを投稿したくなったとき
オンラインでほかの人をいじめるような行為はよく見られます。他人の行動をコントロールすることはできませんが、自分自身の言動を変えることはできます。ひどい投稿を目にし、投稿者を罵倒したいと感じたときはスマートフォンから離れましょう。
悪質なコメントをすることは短期的なストレス発散効果があるかもしれませんが、長期的にインターネット全体を嫌な雰囲気にしてしまいます。将来も快適なデジタル生活を送るためには、ネガティブな投稿は控えましょう。
4. 強い口調の仕事のメールを送ってしまったとき
会社の同僚の行動が理解できず、それにイライラして少し強めなメールを送ってしまったことはありますか?
次回このようなメールを書いてしまった際、送信ボタンを押す前に一度、下書きフォルダに保存して、一度スクリーンから離れてみましょう。散歩など、体を動かしてみることで、新しい視点が得られるかもしれません。
5. 「ウサギの穴」に落ちたと感じたとき
オンラインでの「ウサギの穴」について、ご存じですか?インターネットは扇情的なコンテンツをあなたにどんどん押し付けるように作られています。YouTubeなどのサービスはこうしてユーザーをサービス内に引き留め、収益を得ているのです。このビジネスモデルは、多くの人を過激化させ、陰謀論を主流化させることにつながっていることもわかっています。
もしあなたが「ウサギの穴」に落ちつつあることに気づいたら、スマホの電源を切りましょう。
6. 首、背中、頭が痛いとき
どのようなスクリーンの大きさでも、長時間同じ姿勢で見つめていると、体のどこかが痛むでしょう。そんなときは、インターネットを離れ、ストレッチなどして体を動かしましょう。
7. 嫉妬を感じたとき
オンラインでは、自分の感情に注意を向ける習慣をつけましょう。見ているものに対して嫉妬、怒り、悲しみなどのネガティブな感情を感じ始めたら、スマートフォンの電源を切りましょう。オンラインで見るものはコントロールできます。自分を不幸にするようなコンテンツは避けるようにしましょう。
この記事は、2022年7月28日に公開された7 signs it’s time to put down your phone and walk awayの抄訳です。