テクノロジーは民主主義を救済できるか--必要なのは“ソフト”のアップグレード

Garry Kasparov 8 1 2021

民主主義はテクノロジーで救済できるか――。

テクノロジーによる民主主義の救済をテーマに、英国の週刊紙『The Economist』から寄稿を依頼された時、筆者はそのチャンスに飛びついた。技術と政治は、筆者の人生において情熱を抱いてきたテーマだったが、最大の関心事となるチェスに追いやられてからというもの、これらに熱中することはほぼ不可能だった。

しかし、2005年にプロのチェスプレイヤーを引退してから親切なことに、多くの専門家の友人がそれぞれの世界へと導いてくれたので、筆者にとっては趣味以上の存在となった。人工知能(AI)からメディアやニュース、世論調査・選挙に至るまで、われわれが直面するさまざまな課題を解決してくれる新たなツールの利用や開発については、幾度となく話し合ってきた。…続きを読むTechRepublic Japanのサイトに移動します。)

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