年末商戦、オンラインショッピングは安全に

Stephen Kho 25 11 2021

ブラックフライデーやサイバーマンデーで盛り上がるこの季節。欲しい商品をポチる際にはご注意ください!

今年も、ブラックフライデーやサイバーマンデーが賑わいを見せています。外出制限は緩和されてきていますが、年末年始のお買い物はオンラインで済ませようと考えている方も多いのではないでしょうか?家族や友人へのプレゼントや、自分へのご褒美を安全に購入するためのヒントをご紹介します。

  1. 偽のウェブサイトに気をつけましょう
    オンラインショッピングの際は、信頼できるウェブサイトやアプリのみを利用しましょう。アプリはAppleのApp Storeや、Google Playストアなどの公式アプリストアからダウンロードしてください。また、ウェブサイトからお買い物する場合、広告を経由しての訪問は避け、ブラウザの「お気に入り」から、もしくはURLをアドレスバーに直接入力するなどの方法を取って、偽のサイトに誘導されないよう注意してください。訪問の際には、改めてURLをチェックして正規のウェブサイトであることを確認することをお勧めします。なお、ほとんどの公式サイトは、URLに「https」が使用されており、小売業者とユーザーの間の接続が暗号化されています。「http」のみで始まるURLのサイトで購入も避けることも推奨します。なお、Yahooショッピングやメルカリなどのオークションサイトを利用する際は、必ず出品者の評価と返品ポリシー、納期を確認してトラブルを未然に防ぎまましょう。
  2. フィッシング詐欺に要注意
    受信ボックスに届くお買い得情報の案内は、まず、すべて疑いましょう。メール内のURLは、フィッシング詐欺につながる可能性があるので、絶対にクリックしないでください。魅力的なセール情報がある際は、メールにあるお店のURLをクリックするのではなく、前述のように、「お気に入り」を使ったり、URLをアドレスバーに直接入力して、アクセスしましょう。
  3. 支払い情報は保存しない
    購入が初めてのウェブサイトでショッピングをしていると、アカウントの新規登録やクレジットカード情報の保存を促されますよね。これらの要求は、再度利用する可能性をしっかり吟味して、特に年末商戦の時期では、なるべく絞ることをおすすめします。インターネット上でのむやみな個人情報の共有や保存は将来の個人情報漏洩のトラブルを広げることになります。
  4. あなたのクレジットカードとサイバー犯罪者の間に層を作りましょう
    ペイペイ、PayPal、Apple Pay、携帯会社のキャリア決済などの決済サービスを利用することで、カード情報を直接入力するよりも安全性を高めることができます。これらのサービスは、PCサイトでもモバイルサイトでも便利に使えます。なお、オンラインショッピングは自宅の回線か、スマートフォンのモバイルネットワークからのみ行うようにしましょう。公共Wi-Fiには通信内容を盗み見されるリスクがあるので、決済行為などの個人情報送信には利用されないことをお勧めします。
  5. 匿名性を保ちましょう
    アバスト セキュアラインVPNなどの仮想プライベートネットワーク(VPN)は接続を暗号化し、IPアドレスや個人データを隠すことで、犯罪者があなたをプロファイリングするのを防ぎます。ログイン情報、銀行口座情報、そしてあなたのアイデンティティを守ることができますので、公共WiFiの利用時にも安心して重要な情報の送受信をすることができます。また、VPNで国を任意に変更すれば、違う国の通貨でショッピングすることもできます。
  6. 価格の妥当性を確認しましょう
    見つけた商品をポチる前に、同じ商品を他のウェブサイトで調べて、価格を確認することをお勧めします。初めて聞いたブランドやメーカーの商品を購入する場合でも、主要ブランドの類似商品を調べ、大まかな価格を把握することで粗悪品や偽物をつかまされるようなリスクを避けることができます。もし選んだ商品が他の商品よりも圧倒的に安い場合、なぜそのような価格なのか納得できる理由が見つからないようなら、購入を見合わせた方が良いかもしれません。

この記事は、2021年11月22日に公開されたCyber shopping tips for the holiday seasonの抄訳です。

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